チューブ導体を同軸ケーブルの外部導体として使う場合は、外径と内径を逆に指定 します。
同軸ケーブルの外部導体として編組や横巻構造を使う場合は 同軸ケーブルの編組(横巻)外部導体の交流抵抗を参照 してください。
必要な導体形状のフォームでパラメータを入力し「計算」をクリックします。
ケーブルの減衰は導体の交流抵抗から決まり、ケーブルの位相歪みは内部インダク タンスの周波数特性から決まりますが、これらの計算は導体の渦電流を求めること に帰着し、通常、次の3つの要因を考慮する必要があります。
ここでは、表皮効果だけを考えれば済む、単独円柱、円筒導体について、 解析的に解けて、設計で頻繁に使われる重要なケースをまとめておきました。
単独で使われる導体というのはめったにありませんが、同軸ケーブルの内部導体は まさにこのケースになりますし、他の導体と遠く離れた導体は単独導体で近似できる ことに注意したください。
計算結果は、直流抵抗に対する交流抵抗の比、直流抵抗、交流抵抗、交流のインダ クタンスになります。ツインリード(ペア)を別にすれば、インダクタンスは導体の 内部インダクタンス であることに注意してください。
なお、空気の透磁率は 4e-7*π (H/m), 銅の導電率は 5.8e7 (S/m) です。 なお、空気の透磁率は 4e-7*π (H/m), 銅の導電率は 5.8e7 (S/m) です。
1999-04-20 平林 浩一