長方形ループの自己インダクタンス

長辺の長さ (a mm)
短辺の長さ (b mm)
導線の直径 (d mm)

直径 d の円形断面を持つ導体で作った、 長辺の長さ a、短辺の長さ b (a, b >> d) の長方形ループ導体の自己インダクタンスを求めます。 導線の内部インダクタンスは無視しています。

  L = μ/π*((a+b)*log(2*a*b/r) + 2*sqrt(a^2+b^2) - a*log(a+sqrt(a^2+b^2))
	- b*log(b+sqrt(a^2+b^2)) - 7/4*(a+b))
  ここに、
	L = 長方形ループの自己インダクタンス (H)
	μ = 真空の透磁率 = 4e-7*π
	a = 一辺の長さ (m)
	b = 他辺の長さ (m)
	r = 導体半径 (m)

平林 浩一, 2016-01-28